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12月, 2022の投稿を表示しています

会社設立の日に遡って。

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  2022年がおわろうとしています。 株式会社フレアを設立した今年は、私にとってまちがいなく人生の中の記念すべき年です。 この半年、社長になってどんな気持ち?とよく聞かれます。会社を設立した日の気持ちを綴って、今年の締めくくりにしようと思います。 会社の設立日に設定した6月2日、宿泊していた北海道のホテルでiPhoneの一度目のアラームを消しながら、4歳の誕生日の朝のことを思い出しました。 "誕生日"という概念を知ったのは3歳のとき。 踏み台代わりにしていたちいさな椅子がないと洗面台の蛇口に手が届かなかった私は、4歳になったら大きくなるんだから、踏み台を使わなくても蛇口に手が届くようになると思い込んでいました。 4歳の誕生日の朝、目が覚めてすぐにワクワクしながら洗面台へ行きましたが、もちろん蛇口に手は届かず。私4歳になったのに、大きくなってないよ!と、寝ている母を起こしてクレームを言ったのを覚えています。 誕生日を迎えても、記念日が増えても、それはあくまで書類上や形式上の変化だったり環境の変化で、自分自体が急に変わるわけではないことを、その時母が笑いながら教えてくれました。 基本厳しく、いつも顔色を伺いながら畏れていた母が笑っているときに、私は安心感をおぼえていました。 洗面台よりずっと背が高くなった今でも、やはり「笑顔」と「安心感」が私の中で直結します。 会社をつくるにあたり、フレアとして目指すビジョンを決めました。 「お客様と、働く仲間を100%笑顔にする」 私は、ずっと自分がほしかった "安心" を、私の笑顔を通して与える側になりたいと思いました。 "100%笑顔" の定義は、フレアの活動を通して、たのしさと安心感を提供できている状態のことです。 ・ ・ 会社を設立した朝をどんな気持ちで迎えるのか、ようやくスタート地点に立てたことが不思議でもあり、夢のようでもあり、「わたし」がすごく変わるような、3歳さいごの夜とおなじ気持ちで眠りについたわけですが、実際のところ "社長" になっても、びっくりするくらい私は私のままで、びっくりするくらい私のままだと気づく38歳の私の心の奥は4歳になった日の朝のままで、立場が変わっても自分自体が変わらないことに安心感をおぼえました。 とはいえ時代も...

ケッパコでパコパコしながら帰宅した話。

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  社用車で軽のハコバンを買いました。通称ケッパコってやつです。 会社員時代、社用車を我が物顔で乗っていたことはあっても、まさか自分で社用車を買うときがくるとは、、感慨深いですね、30万の格安中古車とはいえ。 私の自家用車は見た目がかわいい以外になんの取り柄もないポンコツフィアットで、この時期暖房つけても左足だけが灼熱地獄、右足は北極にいるような寒さだったり、足回りがどうかしてるせいで、どんな微細な道路の凹凸であろうと逃さず拾って地震体験車かと錯覚するほどの縦揺れを常に提供してくるので、ケッパコはレクサスレベル(予想)の静けさに思えるし暖房も春の陽射しのようなあたたかさで私を包み込んでくるので本当に快適です。 と、ごきげんで乗っていたケッパコですが、昨日なんの予告もなくトランクがしまらなくなりました。 冬の匂いがする。街の音が近くなった気もする。クリスマス前で賑わってるんかなーっつって季節感じて、あやうく車の不具合で豊かな気持ちになるところだった。 教習所の教官ですら、うん、さすがにもうちょい攻めよう。って言うくらいの過去一安全運転したよね、ちょっとしたカーブとか発進時の振動でフルオープンしちゃうから。トランクが閉まってないから、道路の微細な凹凸に合わせてパコッパコッ・・・・・パコパコパコパコパコパコッ・・スー・・ バコパコッ て音がずっとしてる。これがモールス信号? 真っ暗な山道にさしかかって(高速乗るのはやばそうなので3時間かけて下道で帰った)、なおパコパコからのオープンを繰り返すケッパコに乗りながら思ったの。 もしかしてアレかな、私がオープンカーが好きで、フィアットも、その前のワーゲンも屋根があくやつ乗ってて(いずれもポンコツという共通点もある)今回フィアットが奇跡的に売れて、新しい車もまたオープンカー選んだから、AIあたりが気を遣ってケッパコに指令とか出したのかもしれない。こいつはオープンが好きだぞ、おまえにできること考えろっつって。答えを教えるんじゃなく、自分で答えを見つけさせる人財育成系AI。 で、ケッパコもケッパコで意外とポジティブで、自分天井あけられないっすけど、トランクならあけられるっす!っつって、自分がオープンカーじゃないことでふてくされたりしないの。もうケッパコの未来思考が私の常識のナナメ上をいっててまだついていけてない。よりによってこ...

友人の結婚式

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友人の結婚式にいってきました。 ランチしたり、飲んだり飲んだり、旅行に行ったりする長年の友人です。 美♡ 友人と受付をやらせてもらったので、ひと足先に送迎バスで駅から式場にむかいましたが、新婦からの取り計らいでそのバスのなかですでにハイボールが支給されたw(が、もう1人の友人、強者わかにゃーは駅で集合したときすでにほぼあいた白ワインボトルを片手にやってきたww) (ビュッフェに真剣すぎる我らw) マルジェラ合わせてった🐷 (革がまだ硬くて足痛すぎて、 そんなこともあろうかと持参したスリッパで帰宅) 久々の、THE結婚式ですごく良かった。 今まで友人が築いてきた家族や友人たちとの絆が垣間見れる、笑顔溢れる式でした。ごはんもおいしかった(^^) 好きなひとと同じ時代に生まれたことには、きっとなにか意味があると思う。末永く、たのしく暮らしてね。