お外でカップ麺にハマる(とはいえまだ2回)
自他共に認めるスーパー無趣味な私が「外でお湯沸かしてカップ麺食べたい」という、めずらしく活発な夢を抱き早3年。
コロナ禍で日頃アクティブな友人たちがストレスを抱えていく中、休日の過ごし方に関してはなんの変化もストレスもなかった私がいつも通り本やマンガを読んだり、ネットサーフィンしてる中で、キャンプに関する投稿をよく見かけるようになりました。
可能なら暑くも寒くもない室内で人生の大半を過ごしたいし夜はなるべく早く寝たいので、緊急時でもないのにテントで寝るとか、ひたすら焚き火囲んで夜中語らうことは敬遠してしまいますが、夜早めの時間から近場の山に車で出向いて星見ながらカップラーメン食べて帰ってくるプランならちょっとやってみたいかも。
とは思ったものの、日々の仕事に追われ、出不精も加速したわりにはラーメンつくる前に会社をつくることになり時が経ってしまったわけですが、その日は突然やってきました。
地元のホームセンターのキャンプ用品コーナーを通りかかったとき、お外でカップ麺作戦をようやく思い出したのです。
なるべくコンパクトなガスコンロと折りたたみのイスを購入して、カップ麺と家にあるいちばん小さい鍋を持って霧ヶ峰だか車山へ。
このカップ麺は飲んだ帰り道、帰宅したら食べようと酔っ払いながらコンビニで購入したものの力尽きて、結局食べずに朝を迎えたときのものだったり、そのカップ麺があることを忘れてまた酔っ払いながらコンビニでカップ麺を購入したものの、お湯を沸k(以下略)
とはいえそんなカップ麺も長い年月を経てついに日の目を見るときがきました。私がカップ麺なら、意識があるだかないだかわからない酔っ払いに食べられるよりは、目的意識をもったやつに感動を与えながら飲み込まれる方が、カップ麺に生まれたこの人生、やり遂げた感あると思う(※賞味期限はとっくに切れてる)
修行みたいに寒い夜だったのでお湯が沸くまでが永遠だったわりに2分で完食したけど、普段聞かない(そして1曲も知らない)Apple musicの洋楽のプレイリスト流したりして、なんか最高だった。
カップ麺は体に悪いと専らの噂な上に賞味期限も切れてるが、外で食べるだけで健康的な活動をしているように思える不思議。きれいな空気と掛け合わせて相殺・・は、できないか。(おなかはこわさなかった)
なにはともあれこの日の教訓を活かして、風防とランタンを吊るす三脚を購入。鍋も家のだと大きすぎるので、プロっぽいヤカンも購入。
2回目は早朝攻めしたのでランタンは不要だったけど、風防とヤカン(プロ)がめっちゃいい仕事してあっという間にお湯が沸きました。
即席スープとか紅茶とか、家にあるありったけの"お湯さえあればつくれるもの"を持っていって、カップ麺も低糖質・高タンパクの"PRO"にして、より健康的活動ぽくなった第2回お外でカップ麺会なのでありました。(3回目はまだ未開催)
考察:この流れで、目玉焼きとかウインナー焼いたり、「お湯沸かす」にプラス「焼く」を取り入れて少しレベルアップすることは可能なようにも思えるが、テント張って焚き火しながらの長時間キャンプはまだまだ遠く思える。
朝起きたら隣にクマ寝てて、意気投合?して一緒に春まで冬眠することになるかもしれないし、焚き火を囲んでいると思いきや実は暗闇に紛れて野犬と狼の群れがすぐそこまで来ていて、なんと囲まれてるのは人間の方だった!さてどうする!?-to be continue- 的なパターンも想像すると荷物量が夜逃げレベルになりそうだし持ち物も物騒になりかねないし、なんらかの戦闘術または護身術も身につけなきゃだし、諸々検討が必要。