サンリオから学ぶ
娘が、いただきもののキティちゃんのぬいぐるみをたいそう気に入っている様子なので、松本美術館のサンリオ展に行ったら喜ぶのではと休日に行ってみました。
かくいう私も、サンリオの特にこのキャラが好きだったというほどの記憶はないものの、世代的にサンリオと共に生きてきた感覚はじゅうぶんにある(サンリオ側に私と共に生きた感覚はないだろうが)
中学生の頃はちょっとデカめのぬいぐるみ系質感のキーホルダーを通学カバンに大量につけるのが流行っていて、キティちゃんとかパティ&ジミーとかマイメロディーなど、少なくとも総勢7〜8名と共に登下校していた気がします。
幼少期に親が支給してくれる洋服や文房具やハンカチ、お財布など、身の回りのものもサンリオの中の誰かがあてがわれることが多くて身近な存在だったサンリオ。
そのような背景もあり、サンリオ展はなかなか見応えがありました。
例えば、サンリオにとってのキャラクターとは、「ときめき」をつくるものである。人間の実生活に役立つものを作るのではなく、手に取る人が感動したり、笑顔になれるものを作っていた。喜びや感動の感情は人間の生活にとってとても大切であるから とか、
とにかく「かわいい」にこだわるサンリオのデザインの決裁基準の話も
センスがいいことや、かっこいいと思う判断基準には文化の違いや個人差があるが、子犬や子供をみてかわいいと思う感性は国境を超えて共通であるから とか、
誰でも描ける、シンプルで印象的な太い線を使ったキャラクターデザインなのは、生みの親の作家がいなくなっても継続して他の誰かが描いていけるようにするためであり、それがサンリオキャラの強みであるとか(そうは言っても私には描けない)
サンリオの理念や戦略の部分が垣間見れたのがとてもおもしろかった。かわいい顔して、未来や世界をちゃんと見据えていたんだ、、
そのまあるい手の上でまんまと転がされていたわけかー。
その日の夜、お風呂浸かりながらたまたま開いたリールの中で、いちご新聞の挿絵などを描いているというイラストレーターの方がお仕事インタビューされていて「どんな仕事でも、その仕事を愛したら、今度はその仕事があなたを愛してくれるという素敵な文句があって、その言葉が大好き」とおっしゃってた。
なんかサンリオ、、すごいわ(身震い)
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だがしかし肝心の娘は巨大なキティちゃんを見ても、あー、へぇーって感じでめっちゃ薄い反応で、キティちゃん!!と無邪気にはしゃぐ姿を想像していたのだが、終始国会答弁中の政治家みたいな気難しい表情だったのであったw







